中村天風財団(天風会)

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中村天風講演録集「心魂に刻む」音声コンテンツにて先行発売

音声コンテンツ

中村天風講演録集 ここに完結。
「瞑想行修会編」
心魂に刻む

~溌剌颯爽たる至高至福の人生を掴む~

修練会履修者だけに語られた天風哲学の真諦
珠玉の真理瞑想行9編

CD発売に先駆けて、ポータルサイトにて発売中

第1巻 自己本来内省の悟(46分)
第2巻 正しき活き方の自覚(48分)
第3巻 境遇改善の誦句(64分)
第4巻 安心立命への誦句(99分)
第5巻 神人冥合への誦句(70分)
第6巻 入聖開悟の誦句(62分)
第7巻 幸福への誦句(89分)
第8巻 信念と奇跡(95分)
第9巻 値いある活き方への悟(96分)
★全文PDFテキスト付

定価 55,000円(税込)

※購入後の視聴イメージ(ストリーミング)

本商品は、「本サイト内での視聴」および「ダウンロード」にてご利用いただけます。商品ページをご確認ください。

 

【YouTube】にて音声サンプルを公開中

 

中村天風講演録集「心魂に刻む」発刊に寄せて

中村天風財団理事長 山田真次

 このたび、中村天風肉声による、集大成ともいうべき講演録集『心魂に刻む』を刊行いたしました。このことは、貴重な音声記録を世に送るということにとどまらず、この混迷の時代にあってこそ、天風哲学の核心に、より深く、より直接に触れていただくための、極めて意義深い機縁であると感じております。

 中村天風財団では、これまでも中村天風の講演録を、様々な形で世にお届けしてまいりました。

 『心身統一法入門編』は、中村天風オリジナルのメソッドである心身統一法の理論と実践方法を説いた「講習会」の音源を収めた講演録です。人間に本来的に与えられた「命の力」を充分に発揮し、幸福で価値高い人生を堂々と歩むための具体的な方法が、中村天風独特のユーモア等も交えて、わかりやすく語られています。

 『心を磨く』には、『研心抄』と「真理行修誦句集」研修篇を背景とする「研修科」での講演が収録されています。人間とは、心とは、意志とは、といった人生を生きる上での根本的な課題が、平易でありながら深く、論理的でありながら親しみ深く、実に明晰に説き明かされています。

 『力の結晶』には、霊性(人間本質)の自覚と深化をめざす特別な行修の場である「夏期修練会」における真理瞑想が収められています。安定打坐という特別の心境に入った参加者に向けて、天風が命がけで会得した宇宙真理を語りかけ、その悟りへと導こうとする真摯かつ迫真の語りが展開されています。
 

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 そして、講演録集第4弾となる『心魂に刻む』では、「真理行修誦句集」瞑想編に収められた誦句を主題に、秋期瞑想補成行修会で語られた真理瞑想9編を収録しています。

 秋期瞑想補成行修会は、私たちの人生により一層の自覚と気づきを促す大きな意義があります。夏期修練会に参加し、(『力の結晶』に収録された)真理瞑想で霊性への自覚を受け止めたとしても、日常生活に戻り、再び俗事の中に身を置くと、健康上・運命上のさまざまな問題に向き合うことになります。そうした中で、せっかく磨かれた心にも、いつしか緩みや曇りが生じていく。修練会で感動と共に得た悟りや自覚もそれが生活の中に定着しなければ、真の力とはならないのです。

 一人で生きる日常の中で、狎(な)れからくる心の緩みを補成し、夏に受けた真理を、一過性の感激のまま終わらせることなく、秋にあらためて心に楔(くさび)を打ち込むことで、悟りを信念に、信念を日常の実行にまで鍛え直していく、そこに中村天風が秋期瞑想補成行修会に込めた本旨があります。

 その意味において本講演録は、これまでの刊行の歩みを受け、いよいよ天風哲学の奥処へと分け入り、その精髄を現代においてもなお活き活きと息づかせていくうえで、きわめて重要な位置を占める一集であると申して良いでしょう。

 そしてこの講演録集の大きな特徴は、こうした真理の核心を突きつつも、その言葉は、常に現実を生きる人間の苦悩と葛藤に向けられ、日常の一瞬一瞬の心の処し方が具体的に語られている点にあります。

 正しさとは何か? 境遇に引きずられずに生きるには? 安心に心を持って行くには? 真の幸福を目指す道とは? 日常で生きる価値を見つけていくには?

 そのことを厳しさと慈しみをもって、尽きることのない私たちの生命に語りかけてくるのです。

 中村天風が目指したもの、それは、単にこの教えを知る人の数を増やすことではありません。自主的に心を用い、自律的に命を活かし、その人の生き方そのものが、家庭を、職場を、地域を、静かに明るくしていくような人を、社会の中に一人また一人と生み出していく。そこにこそ真義があります。そうした実践が少しずつ広がっていくとき、心身統一法は、特別な修行法として語られるものではなく、人として生きるうえで誰もが自然に身につけていくべき智慧として、日々の暮らしの中に静かに息づいていくことでしょう。

 本講演録が、その尊い歩みを深めるための力強い契機となり、一人でも多くの方が、より強く、より清く、よりしなやかに、そしてより価値高く人生を生き抜かれることを、心より念願してやみません。

(付属テキスト「序文」を抜粋編集して掲載)

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