心の平安と安心、心の平安と安心は苦難と悲運の先に見えてくる栄光である

心の平安と安心、中村天風の言葉と解説1

『本当の世界ってものは、幸福でもなければ、不幸福でもなければ、不健康でもなければ、また健康でもないの。そのまんまなの』(中村天風『成功の実現』より)

私たちは生まれてすぐ、名前という肩書をもらいます。そして、大人になるにつれて社会性を身につける一方で、しばしば人との競争や周りとの比較の世界に陥ることがあります。そんな中で、心にまとわりつくこだわりや、怒ったり悲しんだりする感情を手放して、「ありのまま」の自分になれたとき、私たちは、本当の安心と自由を得ることになるのです。

心の平安と安心、中村天風の言葉と解説2

『気づかないために安心しているんではなく、気づいたときでも、安心ができるようでないと、本物じゃないわけだね』(中村天風『成功の実現』より)

私たちの普段の生活は、心地よい風を感じるときだけではありません。知らなくともよいことを知って、平静でいられなくなることもあるかもしれません。いつも何かがあるのが私たちの人生です。しかし実は、たとえどんなことがあっても、そこで心を自由自在に切り替え、「楽しみ」を見つけ出す力が、私たち人間には与えられています。

心の平安と安心、中村天風のメソッド

心の平安と安心、これは人類の大きなテーマの一つです。千古の昔から現代まで、洋の東西を問わず、
だれもが心に不安のない、明るく朗らかな生活を送りたいと願っています。
しかし私たちは、普段の生活の中で、自分が不安や恐れといった暗い気持ちになっていることに気づき、
それを明るい方面に向けようとしても、そう思えば思うほど逆に暗い気持ちになってしまう、ということはないでしょうか。
一般には、人間が自分の感情をコントロールすることは、とても難しいことのように思われています。

これに対して中村天風は、「人間は感情を統御できる生物である」とはっきりと述べています。
そして、どんな苦しい目にあっても、どんな思いがけないことが起こっても、
平然と対処できる心(本当の積極的な心)をつくるための具体的な方法を示しています。
それが、中村天風が、自らの人生体験と科学・医学・哲学の探究を通じて、
今から100年前に発案した「心身統一法」と呼ばれるものです。

「心身統一法」は、心と体の両面の多岐にわたる方法からなっており、とてもここですべてを言い尽くせるものではありません。ただ、そのいくつかの例としては、「思い方・考え方のもととなる潜在意識を浄化する方法」、「積極的な思考への訓練の方法」、「ストレスや感情から自分をまもるクンバハカ法」、そして「心を安定させ積極的な心を発現する安定打坐法(あんじょうだざほう)」などがあげられます。

そして、この「心身統一法」の最大の特徴は、その方法のいずれもが日常生活の中で行えるように組み立てられていることです。
つまり、普段の生活を送りながら、心身統一法で積極的な心をつくり、健康な身体をつくっていくことができます。
心身統一法は、これまでの100年間で100万人以上の人たちに学ばれてきました。
これからも一人でも多くの人が心身統一法を学び、その方法を毎日の生活で実行することによって、
健康で長生きする人生を歩んでいかれることを願ってやみません。

中村天風とは(なかむらてんぷう 1876-1968)

当時死病であった肺結核を患ったことを契機に世界を放浪し、ヒマラヤの山奥でヨガを学び、「人間は力強い存在である」という真理を掴み、結核を克服しました。帰国後に心身統一法を創見し、原敬や東郷平八郎、松下幸之助から、稲盛和夫や澤田秀雄、松岡修造、市川海老蔵、大谷翔平ら著名人をはじめ、多くの人々に影響を与えています。

中村天風財団とは

中村天風財団は、人間が本来生まれながらにもっている「いのちの力」を発揮する具体的な理論と実践論である「心身統一法」の普及啓蒙を目的とし、大正8年(1919年)に中村天風により創設された公益財団法人です。

さらに詳しく知りたい方はこちら

https://www.tempukai.or.jp/know/index.html

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